「Bリーグのチーム数って何チームあるの・・・?」
「今シーズンはどこのチームが強い?」
「観戦のポイントは?」
Bリーグをしばらく観戦していない方は、このような悩みを持っていないでしょうか?
本記事では以下の内容を扱います。
- Bリーグのチーム数
- 注目チームの特徴と今シーズンの展望
- Bリーグの日程
競技経験10年の私が徹底的に解説しますので、ぜひ参考にしてください。
Bリーグのチーム数は?
Bリーグは「B1」「B2」「B3」に分かれ、全51チーム。
B1はトップリーグ的な位置づけで、B2、B3のチームはB1を目指して昇格を争います。
「2021年~2022年シーズン」のチーム数は以下の通りです。
- B1リーグ : 22チーム(東地区11チーム・西地区11チーム)
- B2リーグ : 14チーム(東地区7チーム・東地区7チーム)
- B3リーグ : 15チーム
下部リーグから昇格を果たしたり、新規に参入したりするチームも多いので、シーズンごとに各リーグでチーム数は変動します。
Bリーグの注目チームと今シーズンの展望を解説
ここでは、Bリーグの注目チームをB1リーグに限定して解説します。今シーズンの見どころが分かるので、ぜひ参考にしてみてください。
東地区
チーム名 | チームの特徴と今シーズンの展望 |
宇都宮ブレックス 昨シーズン成績 (東地区1位) | 日本代表の経験がある選手を多く抱え、今シーズンも優勝争いに絡んでくることが予想されます。 昨季からの契約を継続している選手が多く、堅守からのオフェスというチームスタイルは変わらないでしょう。 |
千葉ジェッツ 昨シーズン成績 (東地区2位) チャンピオンチーム | 昨シーズン優勝の千葉ジェッツ。司令官の富樫をはじめ、大野ヘッドコーチやこれまでのメンバーも続々と契約を継続しています。 新しいバスケットを作るというよりも、これまでのスタイルにさらに磨きをかけて優勝を目指す形でしょう。守りから攻めへの切り替えを重視するチームのスタイルをベンチ全員が貫き、相手チームを圧倒します。 田口成浩選手や晴山ケビン選手の2選手が移籍したため、新規加入選手が上手くチームにマッチするかが優勝のカギです。 |
アルバルク東京 昨シーズン成績(東地区6位) | 優勝経験は多いチームなので、プレーオフやファイナルの勝ち方は十分に理解しているチームです。 今季はライアン・ロシター選手・安藤周人選手など実績がある選手が新規加入して、チーム力はさらに強化したでしょう。 ポイントガードの安藤誓哉選手が移籍したことで、チーム全体でゲームメークを行えるかがカギ。 |
川崎ブレイブサンダース 昨シーズン成績 (東地区3位) | 川崎はイタリアやトルコの欧州各国で活躍し、今季はスペインリーグから移籍したマッド・ジャニングを獲得。 欧州はバスケットが盛んで、レベルが高い地域。スペインに至っては、前回のワールドカップで優勝しています。経験をいかせれば、チーム力は各段に上がるでしょう。 |
その他、注目したいチームは以下の通りです。
B2から昇格した新規参入チームは、群馬クレインサンダース。
ヘッドコーチはトーマス・ウィスマンで、(現)宇都宮ブレックスを優勝させた手腕の持ち主。新規参入チームである群馬の活躍も1つの観戦ポイントです。
同じく、b2から昇格した茨城ロボッツは谷口大地選手の加入により、さらにインサイドの強さが増しました。外国籍選手がファールアウト(5つのファールで退場)した時の活躍が期待されます。
Bリーグ時代から変わらない秋田の魅力は、粘り強いディフェンスからオフェンスにつなげていくスタイル。古巣秋田に千葉ジェッツの田口成浩が戻ってきました。
3Pが期待されていますが、千葉での経験をいかしてチームの勝利につながる動きができるかがポイントでしょう。
また、新規加入のNBA経験者のコルトン・アイバーソン選手が、チームに上手く溶け込めれば走攻守の軸になれるでしょう。
西地区
チーム名 | チームの特徴と今シーズンの展望 |
琉球ゴールデンキングス 昨シーズン成績 (西地区1位) | 琉球はBJリーグ時代に同チームで指揮をとった経験がある、桶谷大と契約。沖縄のバスケを知り尽くしているためどのように指揮をとるかは見物でしょう。 全体として選手層は厚いですが、競争力を維持しながらもファイナルまで戦いぬけるように、チーム全体で協力していく方向性を目指しています。 |
大阪エベッサ 昨シーズン成績 (西地区2位) | 昨季西地区2位の大阪は、日本人1試合最高得点となる46得点をあげた青木竜史(B3岩手ビッグブルズ)が加入。 精度の高い3点シュートが特徴で、チームの得点力向上が期待できます。 チームコンセプトが「威風堂々」とあるように、激しい情熱で試合にのぞみ、他を圧倒して王者の称号を目指します。 |
シーホース三河 昨シーズン成績 (西地区3位) | 強いチームは、日本人選手の実力が高い傾向にあります。日本代表に選出されているシューターの金丸光輔とセンターのシェーファーアビィ幸樹。 外国籍選手の高さや得点力能力に頼らない、チームづくりのカギを握るでしょう。 |
名古屋ダイヤモンドドルフィンズ 昨シーズン成績(西地区4位) | 今季からショーン・デニスヘッドコーチが就任するので、チームのスタイルは変わるでしょう。 主力選手が多く移籍したため、シーズン序盤に走攻守の連携面が上手く行き、出遅れないかどうかがポイントです。 |
その他、注目したいチームは以下の通りです。
滋賀レイクスターズはバスケ強豪のフランスリーグで、プレーしたオヴィ・ソコを獲得。
リーグベスト5とMVP候補にも選出された実力者で、確実にチーム力は上がるでしょう。
昨シーズンの西地区6位から、どこまで順位を上げていけるかが注目です。
三猿ネオフェニックスも昨シーズンから、日本人・外国籍を含めてメンバーをかなり変えています。とくに、八村塁と同じ名門ゴンザガ大学の出身でNBA経験があるエリアス・ハリスの活躍は見どころでしょう。日本人も実績のある選手が多く移籍してきているので、チームの躍進が期待できます。
Bリーグの日程
開幕戦は「琉球VSアルバルク東京」9月30日木曜日です。
B1 レギュラーシーズン
節 | 日程 | 試合数 |
1 | 2021年9月30日~10月3日 | 全22試合 |
2 | 2021年10月8日~10月10日 | 全22試合 |
3 | 2021年10月15日~10月17日 | 全22試合 |
第4節~第36節までは日程調整中です。
B2 レギュラーシーズン
節 | 日程 | 試合数 |
1 | 2021年10月1日~10月3日 | 全14試合 |
2 | 2021年10月8日~10月10日 | 全22試合 |
3 | 2021年10月15日~10月17日 | 全22試合 |
第4節~第36節までは日程調整中です。
詳しい対戦カードは、公式サイトをご参照ください。
レギュラーシーズン後には、上位チーム同士でトーナメント形式のプレーオフが行われ、ファイナル進出を争います。
また、各ゲームは「バスケットLive」で全試合Live放送されます。
生で観戦出来ない方は、ぜひ合わせてチェックしてみてください。
まとめ
バスケットはチームスポーツ。1人メンバーが違えば、チーム力はガラッと変わります。
本記事では優勝が予想される注目のチームをメインに紹介しましたが、昨シーズンから急速に順位を伸ばしてくる球団もあるでしょう。新規入団選手も多く、シーズンのはじめはチームの連携が上手くいかないもの。
開幕序盤から、各チームがどのように成長して変化していくかを注目してご覧ください。