サッカー

ラリーガ2部のチームを解説!

ラリーガ2部

サッカーファン注目のEURO(欧州選手権)とコパアメリカ(南米選手権)が終了し、コロナ禍で開催されていた2020-21シーズンも終わりを迎える。

個人的には、主要国際大会3連覇を果たしたスペイン代表のサッカーに衝撃を受けた2012年のEUROが懐かしい。

そこで今回は、2012年のスペイン代表の魅力的なパスサッカーの中心選手の一人であった、シャビ・アロンソが監督を務めるレアル・ソシエダBが約50年ぶりに昇格を果たしたラリーガ2部にスポット当てて紹介していきます。

  • ラリーガとはどんなリーグなのか
  • どんなチームがあるのか

以上の内容を解説していきます。

ラリーガとは

ラリーガとは一般的に、スペインのプロサッカー1部リーグ(プリメーラ・ディビシオン)のことを指します。リーガ・デ・フトボル・プロフェシオナル(スペインプロリーグ機構)の主催によりプリメーラ・ディビシオンは20チームで争われ、下位3チームは22チームが争うセグンダ・ディビシオン(ラリーガ2部)に降格。

3部にあたる、セグンダ・ディビシオンRFEF(2021-20シーズンから名称変更)はスペインサッカー連盟が統括しているアマチュアリーグです。

ラリーガの特徴としては、レアルマドリードとFCバルセロナという世界的に見ても有名な二強が長年君臨し、それ以外のチームが3位以下を行ったり来たりしながら順位を争う構造を成しています。(アトレティコマドリードは二強時代に割って入るように近年二度の優勝を果たしているが)

そのため、少しでも気を抜けば、順位を落としたり、セグンダ・ディビシオンに降格したりといった「地獄」が待ち受けているのもラリーガの特徴。現にイスコ(現レアルマドリード)や元フランス代表のジェレミー・トゥラランを擁して、2012-13シーズンにチャンピオンズリーグ(CL)でベスト8に躍進した、マラガCFでさえも2018年に1部から降格して以来、セグンダ・ディビシオンに定着をしつつあり、つい最近は財政難によって、多くのクラブスタッフを解雇するなどの暗いニュースが多くなっています。

ただ、そのような均衡した力関係(エル・クラシコを省く)やMultilingualism(多言語主義)と言われる、地域ごとの言葉を持つように、サッカーもチームごとにパスサッカーやカウンター主体といった、それぞれの特徴・色を持ったチームが多いスペインだからこその魅力があります。

ラリーガ2部所属チーム

ここでは2020-21シーズンをラリーガ2で戦うチームを紹介していきます。

チーム名ホームタウンスタジアム監督昨年順位
スポルティング・デ・ヒホンヒホンエル・モリノン=エンリケ・カストロ・”キニ”ダビド・ガジェゴ監督7位
UDラス・パルマスラス・パルマスグラン・カナリアペペ・メル監督9位
CDテネリフェテネリフェエリオドロ・ロドリゲス・ロペスルイス・ミゲル・ラミス監督12位
SDエイバルエイバルエスタディオ・ムニシパル・デ・イプルーアガイスカ・ガリターノ監督1部20位
マラガCFマラガラ・ロサレーダセルヒオ・ペリセル監督12位
ブルゴスブルゴスエル・プランティオホセ・マリア・サルメロン監督3部
FCカルタヘナカルタヘナカルタゴノバボルハ・ヒメネス監督16位
SDウエスカウエスカエル・アルコラスナチョ監督1部18位
SDポンフェラディーナポンフェラーダエル・トラリンボロ監督8位
UDアルメリアアルメリアロス・フエゴス・メディテラネオスジョゼ・ゴメス監督4位
レアル・バリャドリードバリャドリードホセ・ソリージャパチュタ監督19位
レアル・サラゴササラゴサラ・ロマレーダフアン・イグナシオ・マルティネス監督15位
ジローナFCジローナモンティリビフランシスコ・ロドリゲス監督5位
レアル・ソシエダ Bドノスティア=サン・セバスティアンスビエタ・グラウンドシャビ・アロンソ監督3部
CDルーゴルーゴアンホ・カーロメディ・ナフティ監督18位
CDレガネスレガネスムニシパル・デ・ブタルケアシエル・ガリターノ監督3位
ADアルコルコンアルコルコンムニシパル・デ・サント・ドミンゴフアン・アントニオ・アンケラ監督17位
UDイビサイビサカン・ミセスファン・カルロス・カルセド監督3部
CDミランデスミランダ・デ・エブロアンドゥバホセ・アルベルト・ロペス監督10位
レアル・オビエドオビエドカルロス・タルティエレホセ・アンヘル・シガンダ監督13位
CFフエンラブラダフエンラブラダフェルナンド・トーレスホセ・ラモン・サンドバル監督11位
SDアモレビエタアモレビエタ=エチャノウリチェイニゴ・ベレス監督3部

ラリーガ2部の注目チーム:UDアルメリア

UDアルメリアは昨シーズン4位でプレーオフに進出しながら、ジローナに破れてしまい悲願の一部昇格を逃してしまいました。

勝負の年である今季は、中盤の要であるモルラネスを1部のビジャレアルから購入オプション付きでローン加入していましたが昨シーズンの活躍によりローンバックが確定。

昨年チーム2位の12ゴール(8アシスト)と抜群の貢献度を誇ったコルパスも1部から降格してきたエイバルに3年契約で移籍をするなど戦力の変化があり、バルセロナからやってきたアキエメの買取OPを行使するなど、着実に準備を進めている。

試合を決めることのできる左足と簡単には奪われないキープ力を持つアヘル・アケチェや昨年得点ランキング3位の20得点を記録したウマル・サディクといった一部でも活躍できるような個の力もさることながら、ポルトガル人監督のジョゼ・ゴメス監督が指揮するハイテンポなポゼッションサッカーは昨年の国王杯セビージャ戦を観ていても魅力を感じますね。

たまに、謎の采配をすることもありますが、一部昇格レースの中心となるポテンシャルを十分に持つチームであることは間違いありません。

ABOUT ME
terafumi
小学校からテニスを始め、スポーツの魅力にハマり、大学は体育科に進学。 卒業後はスポーツ業界を専門とするライターとして活動している。
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