バレーボール

女子バレーの歴代エースを一挙ご紹介!次世代エース候補も解説!

女子バレーのエース

世界的に老若男女問わず人気の高い女子バレーボール。もちろん国内でも女子バレーの人気は絶大であり、みなさんも一度はテレビで女子バレーの試合をご覧になったことがあるのではないでしょうか。 2020年東京オリンピックでは残念ながら決勝トーナメント進出とはなりませんでしたが、オリンピック中は大きく注目されていた競技のひとつです。

女子バレーの人気のひとつとして大きいのは、日本代表を背負って立つ「エース」の存在です。

エースは攻撃の要として得点を量産し、日本を勝利へと導くキーパーソンとして特に注目と期待が高いですよね。日本女子バレーの歴代エースはこれまで、実績はもちろんアイドル級の人気まで博してきました。

今回はそんな女子バレーの歴代エースを一挙ご紹介!

そして、これからの日本女子バレーのエース候補として期待されている次世代の若手注目選手も詳しく解説していきます♪ぜひ最後までご覧ください♪

女子バレー歴代エースを年代別にご紹介!

それではここから女子バレーの歴代エースを年代別に見ていきましょう!

現在日本代表のエースとして活躍している選手や子供のころに見ていた懐かしい選手もいるかもしれません♪

1900年代後半の女子バレー歴代エース

元祖・日本の絶対的エース ー  白井貴子

身長:180㎝

最高到達点:記録なし

愛称:ビック

1972年ミュヘンオリンピックで銀メダル、1976年モントリオールオリンピックでは悲願の金メダルを獲得した元祖・日本の絶対的エースなのが白井貴子(しらいたかこ)さん。

当時の女子選手では珍しい180㎝という高身長と持ち前のスピードを活かし、日本代表を世界一へと導く立役者として活躍していました。そして日本人としては初のバレーボール殿堂入りも果たした世界一のエースでもあります。

そんな大活躍の白井さんにはヤンチャなエピソードも!後に白井さんが語った当時のエピソードのなかには、「代表合宿中に朝逃げをした」「監督と大喧嘩」などなど…!少し破天荒な一面もあるんですね。現役引退後はバレーの普及や、難民支援活動を行っています。

ジュリスマイルで多くのファンを魅了! ー 横山樹里

身長:174㎝

最高到達点:298㎝

愛称:ジュリ

苦しい試合の中でも明るい笑顔でチームを鼓舞した横山樹里(よこやまじゅり)さん。その愛くるしい姿は「ジュリスマイル」と親しまれ、ファンを魅了していました。

持ち前のパワーを武器に相手コートに強烈なスパイクを叩き込み、日本の頼れるエースとして活躍していました。エースとして金メダルが期待されていた1980年モスクワオリンピックでは西側諸国のボイコット運動の巻き添えとなり、残念ながらオリンピック出場を辞退する形になりました。

引退後は学生やママさんバレーボールの指導者に携わっています。

中田久美を率い一時代を築く ー 江上由美

身長:175㎝

最高到達点:304㎝

愛称:ユミ

2020年東京オリンピックで女子バレー日本代表の監督を務めた中田久美さん。その中田久美さんが慕っていたのが世界的センタープレイヤーの江上由美(えがみゆみ)さんです。

1979年に日立ベルフィーユの主将に就任。高さだけではなく技術も非常に優れており、セッターの中田さんとともに日立の黄金時代を築き上げました。1984年にはロサンゼルスオリンピックに出場し、銅メダルを獲得。1988年ソウルオリンピックに出場後現役を引退しています。

現在はご結婚され、丸山由美(まゆやまゆみ)と苗字が変わっています。

アイドル級の人気を博した ー 大林素子(おおばやしもとこ)

身長:184㎝

最高到達点:312㎝

愛称:モトコ

名門・八王子実践高等学校時代からすでに超高校級の高さを誇っていた大林素子(おおばやしもとこ)さん。端正な顔立ちと愛嬌のある振る舞いから、アイドル級の人気を博していました。

高校在籍中にワールドカップ出場を果たし、1988年ソウルオリンピック、1992年バルセロナオリンピック、1996年アトランタオリンピックと3大会にわたり日本代表を牽引してきたまさに日本の大エースです。身長184㎝の高い打点から振り下ろすサウスポーは「モトコスペシャル」と技名まで名付けられていました。

現在はバラエティー番組やスポーツキャスターとして活躍しており、お目にかかる機会も多いですよね。

世界をぶち抜く小さな巨人 ー 大懸郁久美

身長:173㎝

最高到達点:299㎝

愛称:イク

1996年アトランタオリンピックに当時最年少20歳で選出された大懸郁久美(おおがけいくみ)さん。

身長173㎝とスパイカーのなかでは小柄でしたが、日本代表のエースとして国内外さまざまな大会で賞を獲得。2000年シドニーオリンピックへは惜しくも最終予選で敗退。その後引退するが、その後2004年アテネオリンピック最終予選でなんとリベロとして復帰。サーブレシーブ成功率87.4%という大記録を打ち出し、2021年時点でもまだ破られていません。日本代表でエースとしてもリベロとしても経験したオールラウンダーな名選手ですね!

現在は北海道を拠点にする社会人チームで監督を務めています。

2000年代の女子バレー歴代エース

日本の元気印 ー 高橋みゆき

身長:170㎝

最高到達点:285㎝

愛称:シン

明るいキャラクターやムードメーカーであることから「日本の元気印」と称された高橋みゆき(たかはしみゆき)さん。

2004年アテネオリンピック、2008年北京オリンピックに出場し、身長170㎝と代表チームの中でも小柄ながらも、優れた技術と併せ持つ運動神経の高さで日本のエースとして活躍していました。また、日本での活躍が評価され海外リーグにも移籍。移籍先でも攻守ともにチームに貢献し、エースにまで上りつめました。

引退後はTV番組にも多数出演するなど多岐にわたり活躍しています。

女子バレーブームの火付け役 ー 栗原恵

身長:187㎝

最高到達点:305㎝

愛称:プリンセスメグ

「プリンセス・メグ」や同学年の大山加奈さんと共に「メグカナ」と呼ばれ、女子バレーブームを再燃させた立役者の栗原恵(くりはらめぐみ)さん。

名門・三田尻女子高等学校(現・誠英)のエースとして高校バレー3冠を獲得し学生時代から大きな注目を集めていました。 2003年ワールドカップで大山加奈さんとともに10代ながら大きな活躍を見せ、日本は5位入賞。このメグカナコンビのブームが、日本女子バレー界の新たな時代への幕開けだったと言っても過言ではありません。

現在は自身初の写真集を出版するなど多方面で活躍しています。

女子バレー復活の立役者 ー 木村沙織

身長:185㎝

最高到達点:304㎝

愛称:ミラクルサオリン

2004年アテネオリンピック最終予選で日本代表初選出を果たした木村沙織(きむらさおり)さん。

下北沢成徳高等学校在籍中でありながら、高い技術と愛らしい性格がブレイクし、「スーパー女子高生」としてお茶の間からの人気も獲得。当時のエースら「メグ・カナ」と共に、女子バレー人気を呼び込みました。2012年ロンドンオリンピックでは28年ぶりとなるメダル獲得を果たし、日本女子バレー復活へと導く立役者となりました。

現在は夫とともにカフェを営み、新たな人生をスタートしています。

木村沙織2世の呼び声高い ー 古賀紗理奈

身長:180㎝

最高到達点:305㎝

愛称:サリナ

熊本信愛女学院高等学校在籍中から注目を浴びてきた古賀紗理奈(こがさりな)選手。

自身も憧れの選手として名を挙げている木村沙織さんの後継者として代表初選出当初から「木村沙織2世」と呼ばれてきた逸材。180㎝の高い打点から振り下ろす強烈なスパイクが日本を数々の勝利へと導いてきました。2020年東京オリンピックでは直前のケガにより試合に出場することはできませんでしたが、まだまだ今後の活躍が目覚ましい期待の若手エースです!

東京オリンピックでは主将も務めた ー 黒後愛

身長:180㎝

最高到達点:306㎝

愛称:アイ

2021年東京オリンピックでは若手ながら主将も務めた黒後愛(くろごあい)選手。

高校時代は名門・下北沢成徳高等学校で春高二連覇を果たしMVPも獲得する活躍ぶり。現在は東レアローズに所属し、エースとしてチームを牽引しています。黒後選手と言えばチームを明るくする笑顔と大事な時に点が取れる勝負力が印象的。オリンピック時には監督・中田久美さんも「エースは黒後」と語るほど絶大な信頼をおかれています。

これからの活躍が期待される次世代エース候補をチェック!

男子エース・石川祐希の妹 - 石川真祐

身長:173㎝

最高到達点:300㎝

愛称:まゆ

2020年東京オリンピックでは日本代表に初選出された石川真祐(いしかわまゆ)選手。

同じく日本代表男子で主将・エースを務めた石川祐希選手を兄にもち、その影響もあり学生時代から注目を集めていた逸材。所属する「東レアローズ」では、現日本代表のエース・黒後選手とともにチームを牽引しています。身長はプロ選手としては特別高いわけではないですが、持ち前のジャンプ力やコースの打ち分けで群を抜くトップ選手です。

今後も日本代表へ召集されることが期待されるまさに次世代のエース候補!石川真祐選手は今後もチェックしていきたい注目選手ですね♪

まとめ:女子バレー歴代エースと次世代エース候補

女子バレーの歴代エースと次世代エース候補を紹介してきました。みなさんいかがでしたでしょうか。

日本代表の攻撃の要として重荷を背負いながら最前線で結果を残す素晴らしい選手ばかりでした。そんな素晴らしい選手にはエースという称号が相応しいですよね。次世代を担うエース候補の選手らのこれからの活躍もバレーボールファンとしてはとっても楽しみですよね♪

それでは最後までご覧いただきありがとうございました!これからも女子バレーを応援していきましょう!

ABOUT ME
terafumi
小学校からテニスを始め、スポーツの魅力にハマり、大学は体育科に進学。 卒業後はスポーツ業界を専門とするライターとして活動している。
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